旅の記録(詳細)

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タラバガニ三昧

プロフィール

名前:カニ家族

職業:サラリーマン(30代男性)

プロフィール:料理好きな食べるの大好き関西人。サハリンの旅はカニが目的で出発!

ウズモーリエの露店カニ

サハリンはカニが有名で、タラバカニや花咲ガニが安く手に入るということで、サハリン駅からウズモーリエへカニの買い出しへ行きました。

ウェブなどで検索してみるとウズモーリエ駅前にカニの露天商が出ているとのことでしたが、年末年始だったこともあり露店が出ているかドキドキしながら、片道2時間半の鉄道の旅へ。列車は寝台車を改良した車両が一両だけでした。窓からは雪景色、オホーツク海を眺め、子供は二段ベットの上で大はしゃぎ、一緒になったおばあさんや若者達とお喋りしながら(言葉は全くわかりませんでしたが)、のんびりウズモーリエ駅へ。

ドキドキして降りると目の前に露天商が5組くらい店を出していました。言葉はわかりませんでしたが、関西人らしく値段交渉。結果、茹でたタラバガニ三匹(なんと甲羅サイズ18cmx2と14cmx1)と日本では滅多にお目にかかれない花咲ガニ(甲羅サイズ16cmx2)を5,000ルーブル(日本円で12000円程度)でゲット。おそらく東京でこのサイズを買うと合計で5倍くらいの価格になるのではないでしょうか?折りたたみクーラーボックスを持って行って大正解でした。

台所付きのホテルにしていたので年末年始は家族でカニ三昧。そのまま、焼きガニ、カニだしで味噌汁、カニパスタなど、3日間に渡り満喫しました。特に花咲ガニは濃厚で身の繊維がエビのようで虜になりました。別の日にサハリン駅近くの海鮮市場に行きましたが、こちらは18cmサイズのタラバガニが2500ルーブルとウズモーリエの二倍くらいの値段で置いていました。花咲ガニは残念ながら売っている店舗はありませんでした。カニをたらふく堪能したいという方は往復時間はかかりますが列車の旅も楽しめますので、ウズモーリエまで買い付けに行くのがオススメです!

みんな優しいロシア人

今回初めてロシアに行きましたが、正直皆さん人柄が良くびっくりしました。

ほぼ英語も通じないのですが、どこに行っても親切に対応してくれました。ウズモーリエへ行く列車でもおばあさんに列車の乗り方を教えていただいたり、タクシーでは荷物の出し入れは元より、子供にお菓子をくれたり、嫌な思いをしたことはほとんどありませんでした。治安も悪くなく、子供連れでも安心していくことができました。

季節

今回年末年始に行ったこともあり、新年を祝うお祭りやクリスマス(ロシアは1/7らしい)のライトアップなど町が賑わっていました。

特に大晦日の夜は騒がしく5時間くらい町中至る所で花火が上がり続けている状態でした。町には大きなクリスマスツリーがたくさんあり、子供は大喜び。乗馬などもありました。また気温は日本よりも低いのですが、風があまりない時期に行ったためか、体感的には日本の方が寒い印象でした。今度は夏などに行ってみたいと思います。また成田から2時間ちょっとで着くのも非常に魅力的です。