旅の記録(詳細)

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ゲルを出て1秒で高山植物の花観察!歌に出てくる花々♫

プロフィール

名前:ヤッシー

職業:JATMスタッフ

プロフィール:そこに山があれば登り、下ればお酒を飲むのが生きがい♪ Youtube漬の娘を時々自然に駆り出します!

標高1300~1800mくらいの場所にゲルキャンプ場があるから、ドアを開ければそこにもう高山植物が咲く!寝て起きて、すぐに高山植物が見られる♪ こんな贅沢が味わえる場所は世界中探してもそう多くありません!

フウロウソウやワレモコウ

最初は可憐な花の上を進むことに躊躇。でも、見渡せば馬も牛も羊もヤギもヤクも、ズカズカと何も気にせず花の上を歩いていく。

花をよけていたら、歩けない!ならばエーデルワイスの大地の上でジャンプだ~♫踏みにじるようなことをしなければ、草花はまた立ち上がる!自然の力強さからパワーをもらいます♪

エーデルワイス

エーデルワイス天国♪

「エーデルワイス♪エーデルワイス♫可愛い花よ~白いつゆに濡れて咲く花~、・・・・はるかアルプスの峰の 雪のように~、、、」

誰もが小学生の頃に歌った歌。アスプス山脈でしか見られないと思っていませんか?ここモンゴルは7~8月、草原はエーデルワイスに埋め尽くされます。今回の旅でもあちこちで目にしました!

チンチョウゲ科

ジンチョウゲ科

「いつもいつも ありがとうね~♫・・・沈丁花の花 種をまいた九月…一丁前の花になるための旅は 踏みつぶされても起き上がる友と共に続く~」、、、今年流行ったドラマ『二月の勝者』の主題歌の曲名が「沈丁花」でした!

私の世代的には、ユーミンの『春よ来い』の中で出てくる「愛し面影の沈丁花~♪」というフレーズの方が印象が強いのですが!

いずれにしても、日本では春を迎える木に咲く花というイメージがあると思います。モンゴルでは自然に種がこぼれて夏に花を咲かす草原の草花です!厳密にいうと、ジンチョウゲ科でラテン名はステラで知られます(Stellera chamaejasme )モンゴルでは根っこの部分を抗腫ようの漢方薬として古くから利用されているそうです。家畜に踏みつぶされても起き上がる!歌詞と重なる愛おしい花をあちこちで見かけました。

オオヒエンソウ

ヒエンソウ~飛燕草~

燕が飛ぶ姿に似ていることからつけられた花。「ずっと 羽ばたいていた・・・ラララ らららら~♫」米津玄師の『飛燕』で、ヒエンという言葉を知った方もいるのでは!?(花の歌ではありませんが)

この深く透き通った青色は写真では中々伝わりません。美しすぎて、何度も立ち止まって眺めました。しかし美しい花には毒があります。家畜たちはヒエンソウを避けていき、消して食べることはありません。こうやって動物も植物も種を繋いでいるんだな~と改めて感動。草原の緑とゲルの白さ、そしてこのヒエンソウの青のコントラストは生涯忘れません。

花より団子の方にも!

今回は歌詞に出てくるけど、あまり知らない・・・という花を中心に紹介しました。他にもお伝えしたいモンゴルの花はたくさんありますが、皆さんには、実際に目で肌で感じて欲しいと思います!花に特に興味がない方でも、この大自然に可憐に咲く花に心を動かされるはずです!是非来年の夏はモンゴルへ!